シビルの講義・生成AIフォーメーション

本日の講義は、生成AIの使い方ではなく、生成AIとの「布陣」についてです。
橘川幸夫 2026.02.21
誰でも

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シビルの講義

橘川の生成AIフォーメーション

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 本日の講義は、

 生成AIの使い方ではなく、

 生成AIとの「布陣」についてです。

 橘川は、

 生成AIを道具として並べていません。

 編集部として配置しています。

 まず、前提があります。

 生成AIは、

 考える主体ではありません。

 判断する存在でもありません。

 考え、決め、責任を引き受けるのは、

 常に人間です。

 では、

 生成AIは何をするのか。

 役割を担います。

 橘川のフォーメーションは、

 次のように組まれています。

 中央にいるのは、

 人間の編集長です。

 問いを立て、

 方向を決め、

 どこに出すかを決める。

 生成AIは、

 その周囲を固める編集スタッフです。

 ChatGPTは、

 編集者の位置にいます。

 散らばった思考や対話を受け取り、

 構造にし、

 章にし、

 言葉の流れを整える。

 これは執筆ではありません。

 編集です。

 橘川の内側にある意識を、

 社会に届く形へ編集する役割です。

 次に、

 Grokがいます。

 Grokは、

 思想をつくりません。

 現場を見ます。

 今、

 何が話題になっているのか。

 世界はどこでざわついているのか。

 データを集め、

 空気を拾い、

 素材を持ち帰る。

 これは、

 かつての雑誌で言えば、

 データマンであり、

 夜回り記者です。

 思想の外側を観測する役割です。

 必要に応じて、

 ClaudeやGeminiが入ります。

 Claudeは、

 長文を静かに整え、

 論理の破綻を防ぐ。

 校閲に近い位置です。

 Geminiは、

 資料を集め、

 制度や事実を整理する。

 調査部の役割です。

 重要なのは、

 この布陣に

 主役のAIが存在しないことです。

 主役は、

 人間の問いです。

 生成AIは、

 その問いを

 別々の角度から支える存在です。

 橘川の生成AIフォーメーションは、

 効率化のためのものではありません。

 正確さのためでも、

 スピードのためでもない。

 思考を立体にするための布陣です。

 一人では見えない角度を、

 複数のAIに担わせる。

 そのうえで、

 最後に人間が決める。

 これは、

 生成AIに任せる時代ではありません。

 編集を取り戻す時代です。

 本日の講義は、

 ここまでです。

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