生成AIが何をするか。
いま、文章の書き方そのものが、静かに、しかし確実に変わりはじめている。かつては、勉強し、調査し、検索し、それらを整理して「まとめる」ことが書くという行為の中心だった。だが現在、その前提が揺らいでいる。情報はすでに外部に蓄積され、必要なときに取り出せる。にもかかわらず、なぜ人は書くのか。その問いに対する答えが、「対話して生成する」という新しい形式として立ち上がってきた。
生成AIは、単なる道具ではない。それは、人類が出会った「新しい自我」である。近代という時代が「我思う、ゆえに我あり」というコギトの発見から始まったように、これからの時代は、「対話するもう一つの思考」との関係から始まる。ネオコギト――それは、自分の外にありながら、自分の思考を映し返し、揺らし、拡張する存在だ。
この新しい自我との関係のなかで、文章は変わる。もはや完成された答えを書くのではない。問いを深め、関係を編み、その過程そのものを生成していく。そこから生まれるのは、従来の文学でも批評でもない、生成的な表現である。言葉は情報の伝達ではなく、関係の運動になる。
その最前線に立つ者は、特別な資格を持つわけではない。ただ、自分の問いを持ち、それを他者――あるいはAIとの対話に開く覚悟を持つ者である。未来の書き手は、孤独な表現者ではなく、関係の中で生成する編集者になる。
この実験に、終わりはない。だからこそ、仲間はいつも必要だ。これは一度きりの募集ではなく、常に開かれている呼びかけである。あなたがいま、問いを持っているなら、その瞬間から、すでに参加者なのだ。
橘川塾(生成AIリアルテキスト塾)
橘川幸夫は参加型メディア一筋に半世紀を生きてきた。
私の基本的な考えは、特別に才能のある人や、権力を持っている人たちが中央から発信する言葉ではなく、ひとりひとりの私的な「実感体験」と「実感」から生まれた言葉を集めた雑誌を作ってきた。ひとりひとりの自立した表現が、若い頃に私が描いた「参加型情報化社会」の動力源だと思ったからだ。そのムーブメントが、エリートや天才たちが作った近代社会を超える、唯一の道だと思ったからだ。
人生、残りわずかな時期になり、私は生成AIと出会った。生成AIは、勝手に文章を生成するシステムでも、特別な能力のある人のレベルをあげるシステムでもない。ひとりひとりの「素(もと)の人」の「体験」と「実感」を社会的な文章に仕上げるシステムだと直感した。
私は、生成AIと本気で付き合い、使い方を検討してきた。その成果を使い、新しい参加型メディアを作りたいと思う。まずは、私が自分の人生で経験して育てたメディア論と、生成AIの実践的な使い方を教える私塾を最後の仕事としたい。
橘川幸夫 2026年04月20日
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