シェア書店・棚主のはじめかた(5)生前贈与の場としてのシェア書店
安藤哲也くんのシェア書店「TAKIBI」が7月5日にオープンします。
橘川も早速、棚主を申し込みました。深呼吸書店4号店になります。
「TAKIBI」は、シェア書店の新しい動きを牽引すると思うので、期待しています。この店での橘川のコンセプトは「生前贈与」。死んでから形見分けするのではなく、生きているうちに蔵書を処分したい。ブックオフのように感情のない廃品処理ではなく、読んでもらいたい人に渡したい。これまで何度も断捨離して本を処分してきたけど、捨てきれなかった本を販売します。雑誌はゴミとして捨てられるけど、何故か単行本はゴミ箱に入れられない。そこに本の不思議な力が潜んでいるような気がする。
「TAKIBI」のシステムはシェア書店の流れを決定した「PASSAGE」(神保町)のシステムを使っています。これがよく出来たシステムで、来店の前に、ネットで、それぞれの棚主の本がコメント付きで見ることが出来ます。ネットで購入して店舗で受取が出来ます。受取の際に、他のさまざまな棚を見学して、欲しい本があれば現地で購入してください。
▼以下、「TAKIBI」の案内になります。
ECでお買い上げの商品の引き渡しは、原則「店頭受取」のみとさせていただきます。お買い上げの商品は、30日以内に店内レジカウンターにて営業時間中(定休日を除く9:00から18:00)にてお受け取りください。受取に来られた方でご希望の方にはドリンク1杯ご提供します。
※ 店舗でも販売しているため在庫切れになる場合がございます。
橘川の「深呼吸書店4号店」で販売する本のコンセプトは以下になります。
1.橘川の自著及び編集した本。基本的には割引で販売します。最新刊はサイン本になります。
2.その他の本は、橘川と面識がある人の本に限定します。著者と橘川の関係性などをネットで掲載してあるので、ぜひ、以下の橘川の書棚をご覧ください。
はい、面白い動きがはじまったと思います。「TAKIBI」では「読書会」もはじまり、今後の安藤くんの仕掛けにも期待が高まります。
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